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古来より京都では、数えで十三歳の年の3月13日〜5月13日
これから大人になろうとする厄難を払い智恵を授けていただけるように「十三参り」にいきます。
渡月橋を渡ってしばらく行くと嵐山の中腹に
地元では「虚空蔵(こくぞう)さん」と呼ばれ親しまれている「法輪寺」が見えてきます。
長い階段を上がりきると本堂があります。
お参りを終えて家路に向かうとき、渡月橋を振り返らずに渡り切らないと、せっかく授けていただいた智恵を返してしまうと言い伝えられています。
振り返りたい気持ちを抑え、晴れ着を着た子供たちは、
橋の袂に向かい、なんとか渡りきろうと早足になります。
江戸中期には近畿地方全般で「十三参り」発祥の法輪寺へのお参りが一般化したそうです。
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